8月のメインターゲットはシルバーサーモンだ。キングサーモンと違いキープ数の年間リミットがなく、また一人当たりの一日のリミットは2匹、さらに2匹キープした後でもキャッチアンドリリースなら釣りを続けることができる。
シルバーサーモンは、例年7月下旬にキーナイ半島西南部の河川に入り始め、8月中-下旬にピークを迎え、9月上旬まで釣れ続く。早朝が勝負となるため、まだ暗いうちに釣り始める。使用するのは#5ロッド。フライフィッシングの経験のある釣り人なら、「?!、#5でサーモン?」と耳を疑うが、一度使ってみればその釣り味に病み付きになるはずだ。
8月には世界中から多くの釣り客がキーナイ半島を訪れる。キャンプをしながら、またロッジに泊まりながら、みんな思い思いのスタイルで釣りを楽しんでいるのを見ることができる。
半日から一日ガイドと釣りをすれば、ポイントの見つけ方や釣りのコツをだいたい理解することができる。滞在期間の前半にガイドと釣りをし、その後自分たちで釣りをすれば、短い日程を最大限に生かした釣り旅行を楽しむことができるだろう。
キーナイ半島西南部は、アンカレッジ国際空港から車で5時間。この8月に是非訪れてみてはどうだろうか。
Ninilchik川のキングサーモン再解禁 今年も好調です
ニニルチック川は7月1日にキングサーモン再解禁となり、今年も解禁日から好釣果が続いている。
多くの魚が婚姻色に染まっているが、その中に時々遡上したばかりのキングが混じっている。
今年はアラスカ全土でキングサーモンの遡上数が少なく、アンカー川も緊急禁漁になったほどだが、ここニニルチック川は好調のようだ。
また、ディープクリークとアンカーリバーは、ドリーバーデン釣りが解禁となっているが、まだまとまった遡上は確認されていない。ある日突然現れるので、シルバーフィンでも毎日状況をチェックしている。
また7月はハンピークリークでのチャム、ドリー、ピンクサーモン釣りが最盛期を迎える。シルバーフィンは今年も数組のグループをハンピークリークに案内する予定だ。
7月は気候も暖かくなり、釣魚の種類も豊富で、旅行にはおすすめのシーズンだ。6月のキングサーモン釣りは早朝の寒さとの戦いだが、この時期はぐっと寒さもやわらぐ。家族との釣りにもっとも向くこのシーズンに釣りに出かけてみてはどうだろうか。
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09年のおすすめ釣行
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